人にやさしい

住宅造りでは、使用される材料の化学物質が人体に悪い影響を与える可能性があるとされております。その化学物質は体内に取り込まれると、免疫系や神経系に影響を及ぼし、ホルモンの働きを狂わせてしまうので環境ホルモン(外因性内分泌攪乱化学物質)と呼ばれています。環境ホルモンは健康被害との因果関係の解明が難しいとされておりますが、人にやさしい住宅を目指すのなら、人工素材や新建材を使用せずに、自然素材を利用することが注目されています。

バリアフリーは高齢者や障がい者が、建物内の段差による障壁を取り除き、安全に生活できるように住宅建築で取り入れられてきました。さらに高齢者や障がい者だけではなく、老若男女や文化や言語、障がいや能力などの垣根がなく誰もが利用しやすい環境整備、誰もが利用可能な製品、建物、空間の設計を進めていく考え方がユニバーサルデザインです。ユニバーサルデザインは1980年代、ノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏により7つの原則が提唱されており、「誰でも公平に利用ができる」「使用において自由度が高い」「使用方法が簡単にわかる」「必要な情報がすぐに伝わる」「ミスや危険につながらないようなデザイン」「少ない力で楽に使用できる」「使いやすい大きさや空間」になります。