人にやさしい

住宅造りでは、使用される材料の化学物質が人体に悪い影響を与える可能性があるとされております。その化学物質は体内に取り込まれると、免疫系や神経系に影響を及ぼし、ホルモンの働きを狂わせてしまうので環境ホルモン(外因性内分泌攪乱化学物質)と呼ばれています。環境ホルモンは健康被害との因果関係の解明が難しいとされておりますが、人にやさしい住宅を目指すのなら人工素材や新建材を使用せずに、自然素材を利用することが注目されています

家バリアフリーは高齢者や障がい者が、建物内の段差による障壁を取り除き、安全に生活できるように住宅建築で取り入れられてきました。さらに高齢者や障がい者だけではなく、老若男女や文化や言語、障がいや能力などの垣根がなく、誰もが利用しやすい環境整備、誰もが利用可能な製品、建物、空間の設計を進めていく考え方がユニバーサルデザインです

ユニバーサルデザインは1980年代、ノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏により7つの原則が提唱されており、「誰でも公平に利用ができる」「使用において自由度が高い」「使用方法が簡単にわかる」「必要な情報がすぐに伝わる」「ミスや危険につながらないようなデザイン」「少ない力で楽に使用できる」「使いやすい大きさや空間」になります。


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省エネとエコ

住宅を省エネルギー化することは、エネルギーコストの節約、快適な暮らし、地球環境にやさしいなどのメリットがありますが、省エネルギー基準が制定され、その基準に適合した住宅にはさらに税制優遇措置などを受けられるメリットがあります。長期優良住宅に認定されると、住宅ローンの減税や、登録免許税・固定資産税などの軽減、一定期間住宅ローン金利引き下げプランのフラット35Sなどが適用されます。さらに省エネ性能の高い低炭素住宅の認定がされると、住宅ローン減税や、登録免許税の引き下げなどの措置が受けられます

緑が多い住宅で太陽光エネルギーを利用し省エネを図るのが、ソーラーシステムや太陽熱温水器です。HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)により太陽光発電、家電、電気自動車、給湯、蓄電池などのエネルギー機器をネットワーク化し、電気の供給や使用量を遠隔制御や自動制御で一元管理化するのがスマートハウスです。スマートハウスにもソーラーシステムや、エネファームを取り入れたり、家庭用蓄電池や電気自動車を蓄電池として電気を貯めておくことができます。さらに余った電気は電力会社に売ることもできます

ECO(エコロジー)とは、人間生活と自然との調和や共存を目指す考え方で、自然環境に対してなるべく負担をかけないことを目的に造る住宅のことをエコ住宅といいます。自然環境を考慮した住宅は、省エネ化し、自然環境を利用し、建築当初から長い間建替えを行わないことや、解体した後の建材を再利用やリサイクルができるように考えて造ります。主に太陽光エネルギーの利用や、パッシブソーラー、屋根や壁画の緑化、雨水や排水の利用や再利用、地熱利用などの取り組みがあります。


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